兵庫の他の地域とは異なる、『島』という環境の中で育んだ独自の文化に加えて、 四国と本州をつなぐ水路の拠点として繁栄する“淡路の国”は、 食の宝庫“御食国(みけつのくに)”として古くより知られています。 年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、日照時間が長く、 その気候・風土を生かした多彩な農業が展開されていて玉葱をはじめ、 トマト、レモン、鳴門オレンジなど魅力あふれる食材をお楽しみ頂けます。
フルーツトマトは数多くありますが、ここ淡路島でトマト作りに取り組む若き生産者は、酸味の構築が素晴らしい! はじけるようは張りつめた皮から、ほとばしるように勢いのある酸と甘みが広がる逸品。 本人曰く、「前世はイタリア人?!」も納得の品質です。
淡路島には、鳴門オレンジというこの地域だけで生産させるオレンジがあります。 甘さが好まれる現代の嗜好にはマッチしにくいのですが、酸味が魅力で加工品をはじめプロに愛されている柑橘です。 考え方を広げれば、まだまだ活躍が期待できる楽しみな素材です。
淡路島の玉葱は、誰もが知っている甘味と柔らかさ。 その品質は日本のみならず海外でも高い評価を得ています。 そして保存方法にも革命的な技術を導入し、9月過ぎまで新玉葱を楽しんで頂けるようになりました。